ダイレクト出版には、社内で共有すべき行動規範ー
ベーシックスというものがあります。
仕事も仲間とのやり取りも生き方さえも、この行動規範が指針となってくれるはず。
まさにこれが、ダイレクトのカルチャーをつくる礎なのです。
誰のための仕事なのか?何のための仕事なのか?を考え、仕事に取り組みましょう。
仕事における価値は、原則として顧客が決めます。誰のための、何のための仕事なのかを考えずに取り組むと、ただの作業になるが、その先の目的を考えることで、どんな仕事も意味ある仕事に昇華することができます。あらゆる仕事において「誰の役に立つか?」「何の役に立つか?」から考え、生み出す価値からブレずに取り組みましょう。
・全ての業務で顧客が見なす価値を理解する
・顧客やクライアントに会い、相手の求める価値を知る
・顧客の気持ちを考えて仕事をする
・社内でも仕事の受け手(顧客)を意識する
・仕事を依頼する時などに「何のためか?」を説明する。
・画面の数字ばかり見て、顧客の気持ちを考えない
・言われた事を目的も分からずそのままやる
・手段(やること自体)や目的化してしまう
・自分の快適さやラクさを顧客への貢献より優先する
・目的を満たさず業務完了だけを目指す
学習し、知識を深め続けることで、能力は伸びる。
私たちの扱う商品は、主に知識や情報です。なので、コーヒー屋がコーヒー豆に詳しいように、私たちは、扱う知識や情報について、顧客の何倍も詳しくなければいけません。なにより、知識を学ぶことで、自身の技能やものの見方、考え方などをアップデートすることができます。顧客のためにも、自身のためにも、常に、学び続け、自身を成⻑させ続けていきましょう。
・本を読み、知識を広げ、学習習慣をもつ
・社外の人と積極的に会い、新しい情報を常に入れ続ける
・人に教えられるような知識をもっている
・社外、他部門など所属する領域の外からも情報を収集する
・日誌を書き続け、日々、内省し改善する
・Youtubeやネットを見て学んでるつもりになる
・⻑時間労働をして、学習する時間を作らない
・自分は十分知っていると思い、新たな知見を吸収しようとしない
・内に留まり、会社から出ない、心地良い領域から出ない。
・1年前から自分がアップデートした点を言えない
それが、大きなプロジェクトであっても、Email やキャッチコピーなどの小さなものでも、チーム運営や対話など形にならないものであっても、仕事は、全て、自身の作品だと考えましょう。
そうする事で、自身との一体性が高まり、責任感が強くなり、おのずと良い仕事ができるようになります。自身の仕事、自身の作品を、誇りに思えるように、常に前回の仕事を超えられるように、その時の自分にとって最高の仕事ができるようにしましょう。
・仕事に理想を持って、自ら高い基準を設定する
・常にベストな仕事ができる状態 ( 心身ともに ) を保持する
・自分の頭で考えて、自ら仕事を創り出す
・顧客の期待を超える工夫をする
・細部までこだわりを持つ
・友だちや家族に見せるのが恥ずかしい仕事をする
・これくらいで問題ないか、と妥協する
・数字ばかりに囚われ、仕事の質にこだわりがない
・細部をないがしろにする
・これは自分がやる仕事じゃないなど、仕事を選別する
率先して行動しましょう。新たな仮説を立てて試してみましょう。結果を検証し、改善に繋げましょう。失敗などありません。あるのは実験結果のみです。実験を通して新たなことにチャレンジし続けましょう。
実験結果を共有して組織で学習しましょう。今のやり方をただ「前からやっているから」という理由だけで続けるのではなく、常に「もっと良いやり方がないか?」「これが一番いいやり方なのだろうか?」と考え、常に、ベストなやり方を追求しましょう。
・何事も、主体的に、率先して行動する。
・スグに実行し、顧客からのフィードバックを早く得る
・リードタイムを縮める工夫をし続ける
・実験結果を、全社に分かりやすく共有する
・上手くいってる時ほど、因果関係を明確にする
・独りよがりで時間がかかる ー 上司やチームの助けを使わない
・デッドラインを持たずにダラダラと時間をかける
・目的を忘れて間に合わせの仕事で乗り切ろうとする
・前向きな失敗を咎める、冷笑する
・前例を踏襲し続け、環境が変わっても疑わない
誰が正しいかではなく、何が正しいか? で判断しましょう。思い込みや伝聞でなく、事実に基づいて判断しましょう。そのために、常に、現場での情報や、実物、データを集め、それを分かりやすい形で共有しましょう。「人は自分が見たい現実しか見えない」生き物です。自らのバイアスを自覚して、自社や自身にとって都合の悪い事実にほど、しっかりと目を向け、意思決定していきましょう。
・「誰が言ったか」でなく「何を言ったか」を優先する
・事実(客観)と意見・解釈(主観)は切り分けて話す
・空想で仕事しない〜顧客やクライアントに直接ヒアリングする
・決定の理由、根拠を人に説明できる
・紙に書いて考え、デジタルで記録を残し情報を共有する
・相手の気持ちを優先して事実を率直に伝えない
・「あの人が言ったから」で議論を進める
・対立した時に、片方の主張だけで判断する
・事実確認をせず、伝聞で判断する
・都合の悪い事実を知りつつ、言わない